櫻貿易株式会社
市場・価格上級

東京電力PG、揚水発電機の随意契約で約120万kWを確保。需給調整市場の募集量を5月26日実需給分から見直し

東京エリアで需給調整市場の募集量が動く。電力需給調整力取引所(EPRX)は2026年5月22日、東京電力パワーグリッドから、5月26日実需給分以降の複合市場商品の募集量を見直すとの申し出があったと知らせた。理由は揚水発電機を使った随意契約だ。東京電力PGによると契約容量は約120万kW、期間は2027年3月31日までで、随契で押さえた調整力の分は市場の募集量から差し引かれる。随契量は2025年度の60万kWから倍になった。それでも東京電力PGは3月の審議会で、差し引いた後でも2026年度の募集量は25年度より多いと説明している。蓄電池にとって、枠は増えたのか減ったのか。資料を突き合わせて整理した。

読了目安:約10分対象読者:上級(東京エリアで需給調整市場に応札するアグリゲーター・蓄電池の運用事業者、蓄電池の投資家)誰向けか:投資家・アグリゲーター 必読種別:EPRX・一般送配電事業者のお知らせの解説

要点まとめ

何が起きたか:東京電力パワーグリッドが揚水発電機の随意契約(約120万kW、2026年5月22日〜2027年3月31日)を結び、需給調整市場の募集量を5月26日実需給分から見直す。EPRXが5月22日に周知した。

なぜ重要か:随契で押さえた調整力の分は、市場の募集量から差し引かれる。東京の複合商品は2025年度も概ね約定率100%以上で、蓄電池が入札で競う枠そのものに効く。

何をすべきか:東京で応札している事業者は、5月26日以降の商品別の募集量を確かめて入札量を組み直す。収益の見通しは「随契なし」ではなく「随契120万kW後の募集量」を前提に置き直す。

複合市場商品の募集量見直しの概要

EPRXのお知らせはA4で1枚しかない。本文は次の2文である。

需給調整市場の複合市場商品の募集量について、国の審議会注での整理のとおり、東京電力パワーグリッド株式会社より、2026年5月26日実需給分から、揚水発電機を用いた随意契約の締結に伴い複合市場商品の募集量を見直す旨の申し出がありましたのでお知らせします。詳細は、東京電力パワーグリッド株式会社のホームページをご確認ください。

— 電力需給調整力取引所 2026年5月22日のお知らせ

注に挙がっているのは、2026年3月30日の第19回制度設計・監視専門会合の資料4「2026年度における揚水随契について」と、資料5-4「東京エリアにおける2026年度の揚水随意契約について」の2つ。案内先の東京電力パワーグリッドのお知らせ(同じ5月22日付)に、契約の中身が書いてある。

東京電力PGは、需給調整市場で応札不足が続いていることなどを理由に挙げ、調整力提供事業者との間で揚水発電機による調整力提供の随意契約を結んだ。契約容量は約120万kW。期間は2026年5月22日から2027年3月31日までである。これにより、5月25日取引分(5月26日実需給分)から2027年3月31日までの募集量を、随契で確保した調整力分を差し引いた値に見直す。

項目内容根拠
契約の相手調整力提供事業者(事業者名・発電所名は示されていない)東京電力PGのお知らせ
契約容量約120万kW(2025年度は最大60万kW・揚水発電機2台)東京電力PGのお知らせ/資料5-4 p.2
契約期間2026年5月22日〜2027年3月31日東京電力PGのお知らせ
募集量の見直し5月25日取引分(5月26日実需給分)から2027年3月31日まで東京電力PGのお知らせ/EPRXのお知らせ
見直しの方法随契で確保した調整力分を、市場の募集量から差し引く東京電力PGのお知らせ
根拠第19回制度設計・監視専門会合 資料4・資料5-4、第94回制度検討作業部会 資料3両お知らせの注
東京電力パワーグリッドが調整力提供事業者と約120万kWの揚水発電機の随意契約を5月22日に結び、随契で確保した調整力分を市場の募集量から差し引き、5月25日取引分(5月26日実需給分)から2027年3月31日まで見直す仕組みを示す図。
図1:東京エリアの揚水随契と募集量見直しの仕組み。出典=EPRX 2026年5月22日のお知らせ、東京電力パワーグリッド 2026年5月22日のお知らせ。作図=BESS NEWS編集部。

2つのお知らせで呼び方が違う点は押さえておきたい。EPRXは「複合市場商品」、東京電力PGは「週間市場商品」と書く。指しているのは同じ見直しで、EPRXは詳細として東京電力PGのPDFを案内している。「週間商品の募集量から控除する」という言い方は、東京電力PGが根拠に挙げた2024年の資料(後述)の用語だ。東京電力PGの資料5-4によれば、東京エリアの複合市場は2026年3月14日受渡分から前日取引・30分単位になっている(p.7)。呼び名は旧来のまま残った、と読むのが自然だろう(編集部の解釈)。

日付は2つある。5月26日は電気を受け渡す実需給の日で、その分の取引は前日の5月25日に行われる。応札の計画を直すなら、5月25日の取引から効いてくる。

揚水随意契約と国の審議会での整理

2024年の整理:契約容量を募集量から一律に控除

随契分を募集量からどう差し引くかは、2024年6月28日の第94回制度検討作業部会の資料3「需給調整市場について」で整理された。東京電力PGのお知らせが「国の審議会の整理」として挙げている資料である。もとは中部エリアの揚水随契をきっかけにした検討だった(p.42〜44)。

資料3 p.47の提案はこうだ。契約を結んでいる期間は、契約締結分の最大容量を、そのエリアの需給調整市場の募集量から一律に控除する。控除はまず週間商品の募集量から行う。ただし、濁水や点検で揚水機が動かせないと週間断面で分かる場合は、一律控除をしない。あくまで応急的な対応で、取引状況や揚水の稼働状況を見て必要に応じて見直す、とも書いている。2026年度の東京の控除で同じ例外が使われるかどうかは、今回のお知らせには書かれていない。

2026年3月の第19回会合:4社の随契を「認めても差し支えない」

第19回会合の資料4(監視委事務局)は、2026年度の揚水随契を希望する一般送配電事業者を中部・東北・関西・東京の4社と書き、事務局としては4社の随契を「認めても差し支えないと考えているが、その妥当性について、本日御議論いただきたい」とした(p.14)。北海道NWは、揚水随契による市場募集量の減少が大きいことから期初からは続けず、1〜2か月程度の市場動向を見てから判断するとしている。

この会合に至る議論には、蓄電池側の声も記録されている。前回の第18回会合では、蓄電池事業者から、揚水随契は市場の透明性や投資予見性を損なう懸念がある、続けるならエリアごとの競争状況を踏まえてスモールスタートにすべきだ、といった意見が出た(資料4 p.4)。委員からも、蓄電池が将来の重要な調整力であることを踏まえ、随契の妥当な規模はエリアごとの競争状況や参加機会を見て検討すべきだという意見があった。

東京の随契量は、その「スモールスタート」とは逆に、前年度の2倍で決まった。東京電力PGがそう判断した理由は資料5-4にある。

東京電力PGの説明:2倍にしても募集量は25年度より多い

資料5-4によると、2025年度の東京の随契は2025年10月11日から2026年3月31日まで、最大60万kW(ブラックスタート機能契約のある揚水発電機2台)だった(p.2)。需給調整市場では、週間商品の募集量から随契分を商品ごとに控除し、その規模は複合商品基準で約3割程度。随契の単価は0.47円/ΔkW・hで、RC申請単価の2.19円/ΔkW・hを下回った、と東京電力PGは報告している。

2026年度について、東京電力PGは募集量がもともと増えると見ている(p.4)。増える要因は2つ。自然体余力の控除が終わること、そして原子力の再稼働で必要量が増えることだ。単機最大ユニット容量が100万kWから136万kWになり、3月7日受渡分から募集量が増えた(p.5)。減る要因は、一次の募集量を3σから1σへ見直すこと(二次①も同様)である。

2026年度の東京エリアの募集量を動かす要因(自然体余力の控除終了、単機最大ユニット100万kWから136万kWへ、一次の3σから1σへの見直し、揚水随契の60万kWから120万kWへの倍増)と、複合の調達ポートフォリオの想定(需給調整市場44%・揚水随契41%・余力活用15%)を示す図。
図2:2026年度の募集量を動かす要因と、複合の調達ポートフォリオの想定。出典=監視委 第19回制度設計・監視専門会合 資料5-4(東京電力パワーグリッド) p.2・p.4〜8。作図=BESS NEWS編集部。

そのうえで東京電力PGは、随契量を120万kW(現契約量の2倍)としても、25年度に比べて募集量は増加するとした(p.6)。一次は大半のコマで未達が続き、複合は25年度と同様に概ね約定率100%以上が維持される見込みだという。2026年度の複合の調達ポートフォリオは、需給調整市場44%・揚水随契41%・余力活用15%を想定している。この想定は、25年度と同等の調整機能を持つリソースと随契を結ぶ前提で置かれている(p.6の注)。

参考資料には、随契を増やす理由として費用の試算もある(p.11)。一次の未達量がすべて上限価格30円/ΔkW・hで約定したと仮定すると、随契量60万kWでは約1,097億円、120万kWでは約733億円になるという。上限価格での全量約定という極端な仮定を置いた試算で、実際の費用の見込みではない。

監視委事務局は、随契で安い札が締め出されていないかも調べた(資料4 p.15)。東京と関西の複合商品では、レベニューキャップ単価以下の札にも一定の不落が出ていた。ただし、その不落はブロックごとのメリットオーダーや複合約定ロジック、最小約定希望量といった随契とは別の要因によるもので、「揚水随契によって不合理に安価な札が排除されているわけではない」と結論づけている。

蓄電池の応札機会・収益見通しへの影響

今回の見直しには、比べる相手によって2通りの読み方がある。随契をしなかった場合と比べれば、市場で募集する量は差し引いた分だけ小さい。2025年度と比べれば、東京電力PGの見立てでは募集量はむしろ増える。どちらも資料に沿った読み方で、収益モデルの前提をどちらに置いているかで受け止め方が変わる。

効き方は商品によっても違う。一次は随契120万kWでも大半のコマで未達が続く見込みとされている。応札が募集量に届かない商品では、控除で募集量が減っても、出した札が締め出されるとは限らない。一方の複合は概ね約定率100%以上で、応札が募集量を上回っている。控除がそのまま、蓄電池が入札で競う枠を狭める側に働くのはこちらだ(この段落は資料の数字からの編集部の解説)。

実務で確かめる順番を挙げておく。

#確かめること根拠
1東京エリアでの自社の応札が、一次・複合のどちらに重いか資料5-4 p.6(一次は未達継続、複合は約定率概ね100%以上)
25月25日取引分(5月26日実需給分)以降の募集量を商品ごとに見て、入札量を組み直したか東京電力PGのお知らせ
3収益モデルの募集量の前提が「随契60万kW」や「随契なし」のまま残っていないか東京電力PGのお知らせ/資料5-4 p.2・p.6
4揚水機の点検などで控除が外れる日があるか。2024年の整理では、運転できないと週間断面で分かる場合は一律控除をしないとされた第94回 資料3 p.47
52027年度以降の随契量や、随意契約の窓口・公募調達の検討が進むか資料5-4 p.8/資料4 p.13
投資判断の担当者へ

約120万kWは契約容量であって、募集量の減少幅ではない。商品ごとにいくら差し引かれるかは、お知らせに数値で示されていない。2025年度の控除は複合商品基準で約3割程度だったが、2026年度の比率は資料に出ていない。複合の調達ポートフォリオで市場の割合が44%という数字も、東京電力PGが置いた想定である。随契は2027年3月31日までの契約で、その先の扱いはこのお知らせからは分からない。

よくある質問

Q1. 東京エリアの募集量は、いつから見直されますか。
2026年5月26日実需給分からです。東京電力パワーグリッドのお知らせでは、5月25日取引分(5月26日実需給分)から2027年3月31日までの期間について、随意契約で確保した調整力分を差し引いた募集量に見直すとされています。
Q2. 揚水随契の契約容量と期間はどれだけですか。
東京電力パワーグリッドのお知らせによると、契約容量は約120万kW、契約期間は2026年5月22日から2027年3月31日までです。相手は「調整力提供事業者」とだけ書かれており、事業者名や発電所名は示されていません。
Q3. 募集量は120万kW減るのですか。
お知らせは減少量を数値で示していません。約120万kWは契約容量で、そのまま各商品の募集量が120万kW減るという意味には読めません。2025年度の資料では、控除は商品ごとに行い、複合商品基準で約3割程度と説明されていました(第19回 資料5-4 p.2)。
Q4. EPRXは「複合市場商品」、東京電力PGは「週間市場商品」と書いています。別の話ですか。
同じ見直しを指しています。EPRXのお知らせは、詳細として東京電力パワーグリッドの同じPDFを案内しています。随契分を「週間商品の募集量」から控除するという言い方は、東京電力PGが根拠に挙げる第94回制度検討作業部会の資料3(2024年6月28日)で使われた表現です。
Q5. 募集量は2025年度より少なくなるのですか。
東京電力パワーグリッドの説明では、少なくなりません。自然体余力の控除終了や原子力再稼働による必要量の増加があり、随契量を120万kWとしても2026年度の募集量は25年度に比べて増加するとしています(第19回 資料5-4 p.4・p.6・p.8)。ただし、随契をしなかった場合と比べれば、差し引いた分だけ市場で募集する量は小さくなります。
Q6. この随契は国に認められたものですか。
2026年3月30日の第19回制度設計・監視専門会合で、監視委事務局は中部・東北・関西・東京の4社について、2026年度の揚水随契を認めても差し支えないと考えているとし、その妥当性を会合で議論しました(資料4 p.14)。EPRXと東京電力PGのお知らせは、いずれもこの会合の資料4と資料5-4での整理を根拠に挙げています。
Q7. 蓄電池がこの随意契約の相手になる道はありますか。
今回のお知らせには書かれていません。東京電力PGは資料5-4 p.8で、取引状況に応じて随契量や対象リソースの見直しを検討するとし、例として一定の条件(RC単価以下等)を設けた随意契約の問い合わせ窓口の開設や公募調達の検討を挙げています。監視委事務局も資料4 p.13で、揚水以外の電源にも随意契約や公募を含めて同等の参加機会を与えることを考慮すべきではないかとしています。いずれも検討の段階です。

編集部の見立て

  1. 東京の随契量が2倍になっても、東京電力PGの見立てでは募集量は前年度を上回る。原子力の再稼働などで必要量が増えた分を、市場と随契で分け合った格好だ。ただ複合の調達でみると、市場は44%、揚水随契は41%という想定である。パイは大きくなっても、その4割ほどは最初から入札の対象にならない、と考えておくのが実態に近いだろう。
  2. 響くのは複合である。一次は未達が続くので控除の影響は小さいが、複合は札が募集量を上回っていて、2025年度もレベニューキャップ単価以下の札に不落が出ていた。監視委事務局は不落の原因を随契以外の要因と結論づけたものの、東京で複合に札を入れる蓄電池にとって競争が緩む材料はない。
  3. 第18回会合で蓄電池事業者が求めたのは「スモールスタート」だった。東京はその逆を選んだ。一方で資料5-4は、随意契約の問い合わせ窓口や公募調達の検討にも触れている。蓄電池が随契の相手になれるのか、条件は何か。2027年度に向けた議論で一番見ておきたいのはここだ。

編集体制と事実確認プロセス

BESS NEWSの記事はこう作っています

  • BESS NEWSは一次情報主義を採ります。官公庁・電力広域的運営推進機関・一般送配電事業者などが自ら公表した文書とページのみを出典とし、業界紙・ニュースサイト・プレスリリース配信の二次情報は出典に用いません。
  • EPRXのお知らせ(PDF、1ページ)、監視委 第19回の資料4(PDF、20ページ)・資料5-4(PDF、12ページ)、第94回制度検討作業部会の資料3(PDF、59ページ)は、2026年10月4日に原本を取得し、本文のテキストを抽出して数値・文言を突合しました。資料3のページはPDFのページ番号で示しています(スライドに印字された番号より1つ大きい)。
  • 東京電力パワーグリッドのお知らせ(26x1301)は、配信サーバーが直接のダウンロードを拒否したため、ウェブ取得ツールによるテキスト抽出で文言を確認しました。3回取得して、契約容量・契約期間・適用期間・注の記載が一致することを確かめています。ページ画像での確認はしていません。
  • 本稿は2026年5月22日公表の資料にもとづく遡及記事で、2026年10月4日に作成しました。本文は5月22日時点までに公表された資料だけで書いています。
  • 呼び名の違いの読み方、商品ごとの効き方、確かめる順番、編集部の見立ては、一次情報の事実にもとづく編集部の解釈です。確定的な見通しではありません。

数値照合表

本文に出した主要な数値と事実を、一次情報の該当箇所と1対1で対照した表である。

#本文の数値・事実一次情報の記載出典(該当箇所)
1募集量の見直しは5月26日実需給分から「2026 年 5 月 26 日実需給分から、揚水発電機を用いた随意契約の締結に伴い複合市場商品の募集量を見直す旨の申し出がありました」EPRXのお知らせ p.1
2根拠は第19回 資料4・資料5-4「第 19 回 電力・ガス取引監視等委員会 制度設計・監視専門会合 資料4…資料5-4」EPRXのお知らせ p.1 注
3契約容量 約120万kW「契約容量:約 120 万 kW」東京電力PGのお知らせ 本文
4契約期間 2026年5月22日〜2027年3月31日「契約期間:2026 年 5 月 22 日から 2027 年 3 月 31 日」東京電力PGのお知らせ 本文
55月25日取引分(5月26日実需給分)から2027年3月31日まで「2026 年 5 月 25 日取引分(5 月 26 日実需給分)から 2027 年 3 月 31 日までの期間において」東京電力PGのお知らせ 本文
6随契分を週間市場商品の募集量から差し引く「揚水発電所の随意契約により確保した調整力分を需給調整市場の週間市場商品の募集量から差し引いた値」東京電力PGのお知らせ 本文
72025年度は最大60万kW・揚水発電機2台、2025年10月11日〜2026年3月31日「2025年10月11日~2026年3月31日」「最大60万kW(BS機能契約のある揚水発電機2台)」第19回 資料5-4 p.2
8控除は複合商品基準で約3割程度「週間商品の募集量から、随契により確保したΔ㎾分を商品毎に控除(複合商品基準で約3割程度)」第19回 資料5-4 p.2
9随契単価0.47円/ΔkW・h、RC申請単価2.19円/ΔkW・h「揚水随契の単価は0.47円/ΔkW・hとなり、 RC申請単価(2.19円/ΔkW・h※1)を下回る水準」第19回 資料5-4 p.2
10募集量の増減要因3つ「自然体余力の控除終了(募集量増)」「原子力再稼働により必要量が増加(募集量増)」「一次※1の募集量を3σから1σへ見直し(募集量減)」第19回 資料5-4 p.4
11単機最大ユニット容量 100万kW→136万kW、3月7日受渡分から「単機最大ユニット容量が100万kWから136万kWになったことから、3/7受け渡し分より募集量が増加」第19回 資料5-4 p.5
12120万kW(2倍)でも募集量は25年度より増加「26年度は随契量を120万kW(現契約量の2倍)としても、25年度に比べて募集量は増加」第19回 資料5-4 p.6
13一次は未達継続、複合は概ね約定率100%以上「引き続き一次は大半のコマで未達が継続、複合では25年度と同様に概ね約定率100%以上が維持される」第19回 資料5-4 p.6
14複合の調達ポートフォリオ 44%・41%・15%<調達ポートフォリオ(複合)>「需給調整市場 44%」「揚水随契 41%」「余力活用 15%」第19回 資料5-4 p.6
15複合市場は3月14日受渡分から前日取引・30分「受け渡し日3/14以降(複合市場の前日取引・30分化)」第19回 資料5-4 p.7
16費用試算 約1,097億円→約733億円「随契量が60万kWの場合では約1097億円となるが、120万kWでは約733億円まで低減」第19回 資料5-4 p.11
174社の随契を認めても差し支えない/北海道は期初から継続せず「中部、東北、関西及び東京」「揚水随契を認めても差し支えないと考えているが、その妥当性について、本日御議論いただきたい」「北海道NWについては…2026年度期初から揚水随契を継続はせず」第19回 資料4 p.14
18蓄電池事業者の意見(第18回)「揚水随契は市場の透明性や投資予見性を損なう懸念がある」「スモールスタートとすべき」第19回 資料4 p.4
19東京・関西の複合でRC単価以下の札にも一定の不落、ただし随契以外の要因「関西及び東京エリアにおいては、レベニューキャップ単価以下の札についても一定の不落が生じている」「揚水随契によって不合理に安価な札が排除されているわけではない」第19回 資料4 p.15
20契約締結分の最大容量を一律控除、まず週間商品から、運転困難時は控除しない「契約締結分の最大容量について…募集量から一律控除」「まずは週間商品の募集量からの控除」「当該揚水リソースの運転が困難…と分かる場合については、当該一律控除は行わない」第94回制度検討作業部会 資料3 p.47(スライド番号46)
21第19回会合 2026年3月30日表紙「2026年3月30日(月)」第19回 資料4 p.1

出典(一次情報)

  1. 電力需給調整力取引所「東京エリアにおける揚水発電機を用いた随意契約の締結に伴う複合市場商品の募集量の見直しのお知らせ」(2026年5月22日 公表。PDF1ページ)
  2. 東京電力パワーグリッド「揚水発電機を用いた随意契約の締結に伴う需給調整市場の週間市場商品における募集量の見直しについて」(2026年5月22日 公表)
  3. 東京電力パワーグリッド「資料5-4 東京エリアにおける2026年度の揚水随意契約について」(第19回制度設計・監視専門会合)(2026年3月30日 開催の会合資料。本稿はp.2・p.4〜8・p.11を参照)
  4. 電力・ガス取引監視等委員会 事務局「資料4 2026年度における揚水随契について」(第19回制度設計・監視専門会合)(2026年3月30日 開催の会合資料。本稿はp.1・p.4・p.13〜15を参照)
  5. 電力・ガス取引監視等委員会「制度設計・監視専門会合(第19回)‐配布資料」(2026年3月30日 開催)
  6. 資源エネルギー庁「資料3 需給調整市場について」(総合資源エネルギー調査会 電力・ガス基本政策小委員会 制度検討作業部会 第94回)(2024年6月28日 開催の会合資料。本稿はPDFのp.42〜44・p.47を参照)

※二次情報(業界紙・ニュースサイト・プレスリリース配信)は出典に用いていません。出典2の文言はテキスト抽出で確認しています(編集体制の項を参照)。出典6のページはPDFのページ番号です。

出典: BESS media(株式会社エコ革)
https://bessnews.jp/market/proffessional/4616403001001/

本記事は BESS media の転載条件(出典明記のうえ全文転載可)にもとづき転載しています。 記事内容の著作権は転載元に帰属します。

お気軽にご相談ください

系統用蓄電池事業についてなど、まずはお気軽にお話しください。

メールでお問い合わせいただいたお問い合わせには、2〜3営業日以内に担当者よりご返信いたします。
些細なことでも、まずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちら

NEWS

お知らせ